モデル名:YAMAHA SD355DW(生産完了品)
シェル:エクストラアルミニウム
サイズ:14"×5.5"
【ひとこと】
僕の大好きで最も影響を受けているドラマーの
一人、デイヴウェックル氏のシグネチャーモデル。
こちらはアルミニウムシェル。
確か2015年にリサイクルショップでホコリを
被っていたこのスネアを救出。(笑)
購入時、トップがアルミニウムダイキャスト、
ボトムが3mmアルミプレスフープ。
別でデュアルストレイナー用のアルミダイキャストフープを
所持していたので、それを装備。
何と言ってもこのスネアの特徴は
「デュアルストレイナー」!!
デュアルストレイナー、まず見た目がメチャメチャかっこいい!
手持ちのスネアを全部デュアルストレイナーに改造したいです。(笑)
ちなみに、孝三さんは様々なスネアをデュアルストレイナーに
改造しているようです。
http://te-kaz-oh.com/cat/snare/index_3.html
デュアルストレイナーは見た目の通り、2つのストレイナーと
2種類のスナッピーが独立しています。
使ってみて感じた効果は3つ。
・シーンによって2つのスナッピーを使い分けられる。
・スナッピーを片方はタイト、片方はルーズにすることで
両方の良いところが得られる。(これがメッチャ良い)
・ヘッドの真ん中にスナッピーが通っていないおかげか、
音が詰まらず、胴鳴り感が強く、ヌケが良くなる。
もうメリットしか感じないです。
デメリットとするならば、
そもそもスネアとパーツ類が廃盤ということと、
ケースが普通のでは入りにくいということ。。。(笑)
サウンドは、とにかくヌケる。
シェルはアルミで軽めですが、シェル厚が2mmあるので、
パワーも持ち合わせていて、聴いていて非常に心地よい音色。
バンドの中で前に出すぎたくはないけど
存在感は出したい、という時に使っています。
吹奏楽では、ほとんどこのスネア。
【カスタマイズ】
このスネアにはセンタードット付きの
ヘッドが相性良いように感じます。
ASPR(アサプラ)社のLC HEAD、PE-300CBを装着。
ボトムもLCヘッド。
ASPR社 LC HEAD
http://www.asapura.com/lc_head.html
LCヘッドには「アニールド・フィルム」と呼ばれる
特殊加工が施されたフィルムを使用されています。
この「アニールド・フィルム」は全方向に均一に
ヘッドが伸びるためか、チューニングが決まりやすい。
つまり、音がまっすぐに飛びやすい!
ウェックルアルミとの相性は特に良いように思います。
お手持ちのスネアで試したい方はまずは
LC HEAD 250Cから試すことをお勧めします。
(一般的なサイズ、厚み)
ASPR LC250C
ボトムには"ハードコート処理"という、薄いコーティングが
施されていて、少し表面がサラついているものを装着。
このボトムヘッドがとにかく素晴らしい!
所持しているメインスネアにはほとんどLCヘッドの
スネアサイドを使用しています。
一度試したらなかなか普通のスネアサイドに戻れないと思います。
スナッピーの反応をよくしたい方には超オススメです。
ASPR HC075S